あの日柔らかい雨が降っていた
私にとってあの日の雨は空に帰ったお父さんが泣いているだろうなと思いながら自分の小さい体いっぱいに、1歩1歩駅へと歩く…。
『ねぇ…お父さん、どうしていないの?』
『何で?、どうした?ってお父さんの優しい声が聞けないの?』『何で傷づいてたりして泣いてるのに私の名前を呼んでくれないの?』
『お父さんごめん私好きな人と結婚出来なくて』
『お父さんの夢は私が好きな人と結婚して家庭をもつ事だった。でもそれは私も同じで自分が好きな人と結婚してお母さんになる事だったな…。』『お父さん本当に私男嫌いで』と思いながら電車に乗って乗り換えて…。
地元に帰って来てかも涙を堪える私。
その代わり空から柔らかく悲しく切ない雨が降る
そういえば、私が好きな人と上手くいかなった時周りが否定した時空からいつも雨降ってる
お父さん、空からいつも私の代わり泣いてくれてありがとう…。
でもまた家族の言いなり周りの言いなりで別れたり、新しい人と恋愛をしたくない。
これ以上自分が汚れてしまうのが嫌だから…。
やっぱり私の好きな人はね…。
言葉にできないくらい〖好き…。〗なんだ。
11/6/2023, 5:02:20 PM