名無し

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『大好きな君へ。

この手紙読んでんるってことは、20さいになったのかな?ともだちと開けようって話したよね。
タイムカプセルさびてなかったかな?
猫のアンまだいきてるかな。
そうだ、プレゼントもあるんだよ!
この手紙といっしょのふうとうに入ってるから!
受け取ってね。』

手紙に同封されていたのは小さなおもちゃの宝石と、アクセサリーだった。
高価なものじゃないけれど、過去の健気さが分かる。
でも、ごめんね。大好きな君に上げるものは、違う人に渡っちゃった。
ごめんね。猫をちゃんと見てなかった自分の責任だよ。ほんと。

テーマ【大好きな君に】3/4 #5

3/4/2024, 10:39:30 AM