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本当の気持ち

今でも心に残っている人がいる。第一印象は最悪。性格も考え方もまるで違う正反対の2人。だけど、君に出会ってから、私の見る景色に沢山の色どりが添えられていく。あなたといる時だけは、心も体も落ち着いている。一緒にいれば、楽しいことも、嬉しいこともムカつくこともあった。だけど、あなたといる私は、飾ることなく、ありのままの自分でいられる。久々にあなたと会って気づいてしまった。私は、あなたのことが好きなのだと。そしてこの気持ちはずっと変わらないだろう。


思い出

どうしても忘れられない思い出があるとすればなんだろう。私の遠い記憶の思い出は、中学時代だ。今から7年前年前、私は地元の公立中学校に通っていた。中学時代は私の中で最も記憶に残る思い出であった。中でも、特別なのは、中学2年生の頃の出来事である。進級したクラスでの初めての席替え。一人の男子生徒の隣の席になったことによって、私の人生は変わり始める。初回の授業でからかってきたことが原因で、第一印象は、最悪。それだけでも良い気分はしなかったが、この後さらに追い討ちをかけるような出来事が起こる。それが、席替えだ。席替えといえば、好きな人や仲の良い友達と隣になることを希望する人もたくさんいるだろう。もちろん、私もそれを願っていた。しかし、この席替えで私の隣になったのは、初回の授業でからかってきたあの男子生徒だ。その出来事に私は最初は驚くと同時にショックを受けた。隣の席になってからというものの、私はその男子生徒に話しかけられるようになったのだが、どうしても第一印象のことが頭によぎり、つい素っ気ない態度を取ってしまった。それでも相手は、私に、毎日明るい笑顔で話しかけてくれた。その行動を見て私は少し申し訳ない気持ちになった。ところが、彼に話しかけられ続けた結果、自身の身にある変化が訪れた。それは、他の人よりも素が出せることであった。私は、極度の人見知りで、初対面の人にはなかなか心を開けない。それどころか今まで気になってた人にすら素を出せずに恋が終わっていた。他の人には恥ずかしくて見せられなかった素が、何故か彼の前では自然と出ていることに気づいた。その時は、気づかなかったが、のちに彼の存在が私にとって特別な存在であることを知った。一緒にいると楽しいこともムカつくこともあるが、私をそんな気持ちにさせるのは、たった一人。あなただけだと気づいてしまった。それが、私の特別であり、1番の思い出だ。


同窓会

2025年1月13日。今日は、待ちに待った成人式…もそうだが、私の場合は、待ちに待った同窓会である。ホテル内のフロントの隣の大きな扉を開くと、懐かしい顔ぶれが目に映った。大好きな友達・大好きな仲間・会いたかった人。一気に5・6年前に時が戻ったような気がする。中でも、ずっとお礼を言いたかった2人に会えたことは、とても嬉しいことであった。また、中学の同期で集まる機会があると聞いたため、その時は、2人とゆっくり話して、お礼もしたいと思っている。いつかまた会えることを願って…。
 

恋と愛の違い

恋とは、一瞬で落ちるもの。顔が好き。優しいところが好きなど、言葉で表せるものが多い。でも、反対に冷めれば終わってしまうのも恋。愛とは、誰かを愛しく思うもの。恋とは違い、ゆっくり出来上がる。相手の弱いところを見て、冷めるならそれは恋だろう。しかし、相手の弱い部分を見て、愛おしいと思えたなら、それは立派な愛だと思う。愛は言葉では表せないほど壮大なものである。はっきり、ここが好き!とは言えないが、ずっと心の中にいて、熱くも冷めもしないもの。それが愛。


諦める必要なんてない

好きな人にずっと片想いしていると、「もう諦めた方がいいんじゃない?」「その人じゃなくても、他にもっといい人がいるよ」なんて言われるけど、『その人じゃなきゃ駄目』だから片思いしてるんだよ。相手に恋人ができない限り、諦める必要なんてないと思う。だって、そこで諦めたら試合終了だよ?妥協して他の人に行って、後悔したくない。だから、私はあの人を諦めない。諦める理由がない限り、諦める必要なんてないと思う。

楽な道と苦しい道

楽な道と苦しい道。あなたならどちらを選ぶ?みんな最初は楽しい道を選ぶと思う。だって、苦しい思いをしなくてもいいんだもの。でもね、人生の大半は苦しいことばかりだとこの身で感じたよ。どんなに苦しいことがあっても、その先にはきっと楽しい未来が待っていると思う。最初は楽しくて、後から苦しい道と苦しいけど、それを乗り越えたら楽しいことが待っている道。どっちを選ぶ?その先にあなたの未来が待っている。

どちらが幸せ?

一緒にいてドキドキする人か一緒にいて楽しい人どっちがいい?ってよく聞くけれど、正直、どっちも間違ってはいないと思う。恋をすると、ドキドキもするし、楽しくもなる。でも、私が1番思うのは、一緒にいてドキドキ・楽しいよりも、一緒にいると落ち着けると思える人の方が長く続くなと感じた。ドキドキや楽しい気持ちは、一時的なもので、すぐになくなってしまう。でも、一緒にいて落ち着くという感情は無くならない。ドキドキしなくても、楽しいかどうか分からなくても、その人といて、飾らないありのままの自分でいられる人の方が、ずっと幸せになれると思う。


恋愛における疑問

恋愛において疑問を持つことは誰しもがあるかもしれない。私が最も疑問に思ったのは、"彼氏・彼女がコロコロ変わる人"だ。元カレ元カノの人数が多い人は、世間的に見ればモテる人と捉えられ、それだけ魅力が多い人なのだと思う人も少なくないだろう。もちろん、私もそう思っていたうちの1人である。しかし、最近思った。恋人がコロコロ変わる人が本当に魅力的な人なのだろうか?確かに、恋人が多いということは、その人に何らかの魅力があることになる。だが、コロコロ付き合う人が変わるということは、裏を返せば、『一人の人間と長続きしない人』とも捉えることができる。不特定多数の人と付き合うのが悪い。というよりも、いろんな人と付き合って様々な経験をすることが美徳と感じている人が多いのかもしれない。

好きな人と付き合って結婚したい

自分が本当に好きだと思えた人と付き合いたい。付き合った恋人は生涯1人がいい。そう言うと、無謀なことだと言われるかもしれない。でも、気持ちのない人と仕方なく付き合って無駄な労力を使うよりも、好きな人にたくさん時間を使いたい。他の男の人なんて知らなくてもいい。私が知りたいのは、あなただけ。結婚したいのもあなただけだから。そんな願望は悪なのでしょうか?


変わってる好きなタイプ

 いろんな人の好きなタイプを聞いて思う。みんな考えてることは同じなのね。理想の男性のタイプを聞くと、女性の大半が「自分よりも背が高い人がタイプ!」「180cm以上ないと駄目!」と言っている。また男性も、「自分よりも背が低い人がいい」「150cm〜155cmくらいがいい」と言っている高身長の人もいた。             
 でも、私が今まで気になった人のほとんどは、背の低い人だった。もともと背が低い人がタイプ!と言うわけではなく、座った状態で何となく良いなと思った人がたまたま低い人だっただけ。自分よりも低い人もいた。今も、気になる人は大体背の低い男性ばかり。
 でも、それを言うとみんなに珍しいと驚かれるけど、そんなに身長って大事なのかしら?背の高い男性も良いけれど、背の低い男性の魅力はたくさんある。身長が低いという理由で恋愛対象から外してしまうのは勿体無い!と思う。背が低い男性の魅力は、同じ目線で話し合えること。同じ景色が見えること。手が繋ぎやすい。キスがしやすい。ハグがしやすい。ね!たくさんあるでしょ?でも、本当に好きなら身長なんて関係ないのよ。
 

声の魅力

人の声って十人十色よね。鈴の音のように高い声の人もいれば、低い声の人もいる。世の中にはいろんな声が集まっている。中でも、重厚感のある低い渋めの声が好き。あの声で永遠の愛を囁かれると失神してしまうかも。それが、好きな人なら尚更。それくらい声というのは、人間の魅力の象徴でもあると思う。人の感情が声という形になって人に伝わるのだと思うと、やはり声の力ってすごいなと思う。

               
貞操観念が高いのは悪いこと?

世の中には貞操観念が低い人もいれば、高い人もいる。貞操観念が低い人が悪い。高い人が良いというわけではない。私はまだ19だけど、自分の恋愛観を話すと、貞操観念が高すぎると言われることが多々ある。『本当に好きだと思える人とでないと付き合いたくない』『異性と2人きりで個室の場所に行かない』『結婚するまで身体を許さない』『興味のない人に思わせぶりな態度を取らない』など、挙げるとキリがないけれど、それは悪なのでしょうか?そういう行為はきちんと責任が取れる年齢にならない限り、しない。と心に誓っているけれど、それは好きな人のために残しているものだから、貞操観念が高すぎると言われても仕方ないけど、私は安い女になりたいわけじゃない。好きな人のオンリーワンになりたいの。だから、結婚するまでは、この貞操観念を貫く。それは、本当に悪いことなの?


当たり前なんてない

この世に当たり前なんてものは存在しないと思う。今いる友達・家族・学校・職場。昔から当たり前にあったものかも知れない。でも、それに慣れたら、私たちはそれを『当たり前』と思ってしまう。これは、人間関係でもそうだが、その人がいることを当たり前と思ってしまうと、その人がいなくなった時にきっと後悔してしまうだろう。そうなる前に、今あるもの全てに感謝して『当たり前』という意識をなくすことが私たちには必要なのかもしれない。


好きな人の力

好きな人の力は恐ろしい。その人がいるだけで、辛いことも頑張ろうと思えるし、その人がいるだけで人生が楽しくなる。好きな人に好きな人がいたら悲しくなるし、両思いだと分かれば嬉しくなる。他の人の言葉よりも好きな人の言った言葉って世界で1番効力があると思う。それくらい好きな人の力って偉大だ。



素敵な2人

私が困った時、いつも助けてくれた人がいる。1人は、中2の時のクラスメイトの男の子。明るい性格且つ爽やかな笑顔で誰からも好かれている人。もう1人は、中3の時のクラスメイトの子。一見冷たく見えるけど、本当は周囲をよく見て動ける優しい心の持ち主。そんな素敵な2人に今伝えたい。いつも困った時に助けてくれてありがとう。そして出会ってくれてありがとう。



人生初のモテ期?

大学生になって人生初のモテ期?が到来した。モテ期が到来したら普通は、嬉しいと思うかもしれない。確かにご飯やデートのお誘いが来たら嬉しいだろう。でも、実際その立場になると、何だか複雑な気持ちになってしまう。私は、小学校の頃から大学1年の春学期までずっと眼鏡であった。その時は、自分を好きになってくれる人なんていないだろうと思っていた。性格は良くても顔が…。そんな理由で恋愛対象にすらなれなかった私が、大学でコンタクトにしてからモテるようになった。『よかったらご飯行きませんか?』とありがたいことに、複数人の異性に言われることが増えた。しかし、その度に思う。メガネをかけていないからモテてるだけなのでは?と。メガネをかけてもそんなに異性から誘われなかったのに、コンタクトにした瞬間みんなこぞって寄ってくる。本来なら喜ばしいことなのかもしれない。でも、嬉しく感じないのは何故だろう?モテる人の気持ちを知るとともに、自分の価値について考え始めてしまう。顔で寄ってきてるの?それとも中身に惹かれて寄ってきてるの?どっちなの?



私の魅力って何だろう?どうして私を選んだの?

大学生になってモテ期が到来した。でも、その時、思うことがある。私の魅力って何だろう?と。今でいろんな人を気になっていたが、どれも実らなかった中学時代。男子とは無縁だった高校時代。そして今の大学生時代。中3の時のクラスメイトの1人から聞いた。私は、その人の友達に好意を寄せられているらしい。確かに、私が困った時によく助けてくれるのはその人だったから、そこまで驚くことではなかった。だが、ここで1つ疑問に思うことがある。何故私を選んだのだろう?中学時代の私は、一つ結びで眼鏡をかけていたため、少し地味な印象を持たれていたと思う。話術も普通だし、性格も特別良いわけでもない。なのに何故私?と思ってしまうのは、自分について分からないから?自分の魅力って何なんだろう?考えても分からない。誰か教えて〜。



手放さない方がいい人

あなたの話を最後まできちんと聞ける人。プライドが高くなく、素直な人。喧嘩した時に真っ先に『ごめんね』と謝れる人。見返りを求めない人。一緒にいると安心できる人。あなたを不安にさせない人。あなたを1番に考えてくれる人。楽しい話だけじゃなく、真剣な話もできる人。人の気持ちを考えられる人。人の痛みがわかる人。コップを割ってしまった時に真っ先に『大丈夫?』と言ってくれる人。見えない優しさを与えてくれる人。不器用だけど、優しい人。こんな人がいたら、絶対手放さない方がいい。



私しか知らないあなたたちの魅力


みんなには知られていないあの人の魅力。明るくて爽やかで、いい人っていうイメージを持たれるあの人。ぶっきらぼうだけど、本当は優しい不器用な優しさを持つあの人。みんなあの人たちの魅力を知らない。明るくて爽やかなあの人は、みんなを笑顔にするけど、その分、大きな悩みを抱えている。いつもはクールで且つぶっきらぼうで、あまり感情の見えないあの人は、自分の気持ちを出せずに悩んでいるみたい。私があなたたちに助けてもらったように、私もあなたたちが悩んでいたら、真っ先に助けに行く。そう心に誓っている。私しか知らないあなたたちの魅力。あなたたちは気づいていないかもしれないけど、それは私の心の中だけに留めておきたいな…。永遠に…。



イメージと違う

自分が他人からどう見られているか。意外と人は知らない。恋人いない歴=年齢 & 経験人数がないこと。人生で一度もデートをしたことがないこと。これらを相手に打ち明けると、みんな『意外 !』とか『元彼3人くらいいると思ってた』なんて色々言われるけど、そんなにイメージと違うの?意外なの?と思ってしまうのは、私だけですか?。というか、イメージと違うっていいことなの?悪いことなの?どっちなんだ?



卒業

同じサークルの先輩たちがもうすぐ卒業してしまう。その時に伝えたい。『今まで色々お世話になりました。ありがとう』と。授業に、ゼミの活動、サークル、卒論etc.など、私たちよりも忙しいであろう先輩たち。初めは、怖くてなかなか話しかけられなかったけれど、今ではいろんな先輩たちと話せるようになりました。でも、それはあなた方が私たちにたくさん話しかけてくれたおかげです。本当にありがとうございました。


こんなはずじゃなかった

『付き合う前はいい人だったのに、こんなはずじゃなかった…。』母の忠告を何も聞かない父を見て、そう口にする母。こんなはずじゃなかった。なんて、付き合ってるカップルたちの間でよく聞く言葉だけど、それって、相手のいいところばかり見て、本当のダメな部分から目を逸らし続けた結果なのかな?と思ってしまう。その人がどんな人かを知るには、その人の周りの人間の質や環境を見るといい。そうすると、その人が本当にいい人間かそうでないかが分かる。だから、付き合った後にこんなはずじゃなかった。なんて言わないようにするには、あなたの人を見る目を養う必要がある。目に見えるものだけが全てじゃなくて、目に見えない情報こそが本当の真実なのではないかと私は思う。

 

第一印象

よく『人は第一印象が大切。』『第一印象が全て』なんて言うけれど、本当にそうなのかしら?私も何人か第一印象が悪いと感じる人に出会ったことがあるけれど、よく観察してみると、冷たく見えるけど本当はとても優しい人だったり、テンションが高すぎて一緒にいると疲れてしまう人に見えるけど、実はかなりの常識人だったりという人が多いように感じた。それを見て、やはり第一印象は当てにならないなと思ってしまった。



弱点

人には誰しも弱点がある。でも、人には言えない弱点があるとすれば何だろう?私は、人に触られるのが苦手だというのが弱点である。それだけで?と思う人もいるかもしれないが、人に触られると、何だかムズムズ・ゾワゾワしてしまうのが苦手ポイントである。慣れたいけど慣れない。いつか克服できたらいいな。


春の訪れ

長い冬もあと少しで終わり。最近、暖かい日が少しずつ増えて来たように思える。その度に、もうすぐ春が訪れようとしている合図なのだと感じる。春になれば、桜はもちろん、たんぼぽや桃など色とりどりの植物が花を咲かせるだろう。街全体を温かくしてくれる春がもう少しで訪れるのを知ると、とてとワクワクする。


夕焼け

17:00 広大な空が鮮やかな橙色に染まっていた。この空を見ると、1日の半分が終わろうとしているように思う。空からはカラスの鳴き声。そばの通りからははしゃいで遊び回る子供の楽しそうな声がいくつも聞こえる。いつもの同じ風景だが、橙色に染まる空はいつも違う顔を見せる。ある時は正午のように明るく、澄んでおり、ある時は紫色の混じった夜空を表現したような特有の暗さなど、その景色は季節や時期ごとに変化している。これが、『夕焼け』というものなのだなぁ。


朝まだき

うっすらとした暗い光が差し込む。まだ、日は上らない。辺りは虫の音一つ聞こえない。藍色に包まれた空。窓を開けると冷たい風が舞い込んでくる。その風は、すっきりした朝日を迎える一つ前の段階なのだろう。後、数時間で朝が来る。この景色は、朝が来ない限られた時間でしか見れない。それが『朝まだき』だ。


ピアノ

あらゆる鍵盤が押されていく。それと同時にさまざまな音が重なり合い、旋律を奏でる。それは、指圧の力加減によって、曲の印象が変化する。指圧を強めれば、力強いポップな曲。少し緩めれば、優しく包み込むような柔らかい曲になる。このようにあらゆる音色を作れるのが、ピアノの良いところである。


仕草

立てば芍薬。歩けば牡丹。これは、美しい女性の仕草を表現する時に使用される言葉だ。容姿の美しさというよりも、一つ一つの動作・佇まいが花のように例えられるものである。仕草というものは、人によって受ける印象が変わる。容姿だけでなく、立ち姿も歩き姿に美が伴えば、まさに、立てば芍薬。歩けば牡丹と言われるだろう。私もいつかそのように言われる人になりたい。




灼熱の太陽が振り翳してくる。辺りが熱気に包まれる中、アスファルトに冷たい水が打ち付けられてゆく。いつもの通りを歩いていると、地面から透明な湯気が出ているのが見える。この街は、とてつもなく暑いのだろう。夏の暑さと水は切っても切れない関係なのだろう。




光の見える時が少なくなった。辺り一面、真っ白な景色で覆われている。植物も虫の鳴く声も聞こえない。静寂な時間が続いている。春や夏のような華々しい世界と違って、時が止まったような感覚に襲われる。これが『冬』というものなのか。




牡丹餅のような大きさの白い雪が辺り一面に降り積もる。鼠色の空から降ってくる白い雪は、真っ直ぐ地面へと降り注ぐ。魔法の粉のような雪。


知らなかった自分

『自分のことは自分がよく知っている』という言葉を何度かよく耳にする。しかし、本当にそうなのだろうか?19年生きてきて、自分について知っていることは、思いの外少ないように思えた。他人に言われて初めて自分の良さに気づいたこともざらにある。それくらい人は、自分のことを知らない。そんな自分の知らなかった自分に出会わせてくれる人こそが、本当に自分に必要な人なのかもしれない。と今日この頃思う。


七夕

七夕。いつもは、星に願いなんてしないのに。この日は、ちょっとした願い事をする。でも、他の人にわたしの願い事は、永遠の秘密…。


君のこと

いつからだろう。君の存在が当たり前になったのは。仲良くなるなんて最初は思いもしなかった。知らなかったあなたの隠された魅力。眩しい太陽のような明るさ。爽やかな笑顔。周囲に対する細やかな気遣い。さりげない優しさ。不器用だけど、きちんと相手のことを考える思いやりの多さ。人の弱い部分をしっかりと受け入れられる寛大さ。真っ直ぐで素直な心。挙げるとキリがないけれど、それくらい君にはたくさんの魅力がある。そんな君のことを私は、好きになったんだよなぁ。


こころの色

心に色があるとすればどんなものがあるだろう。ハッピーな気持ちを表すなら、黄色?恋のように淡い気持ちを表すなら、ピンク?どんよりとした暗い気分になったら、黒やグレーなど、心には色々な色がある。どれも、私たちに必要なこころの色だと思う。


『夢の中に見えるもの』

ある日、夢を見た。その夢には、どうやら私のよく知っている人が出てくるらしい。煙から抜け出すと、1人の男の人が立っていた。『あの人は誰なんだ?』と思いながら、遠くにいる人間に近づくと、男の人が振り向いた。
その時、私は思わず目を見張った。そこには、社会人になったあの人が立っていた。あの人は、私の姿を認識すると、笑顔で私の目の前にやってきた。『また会ったな笑。元気にしてるか?』と、あの人が言う。あの時と変わらない、いつもの優しくて爽やかな笑顔が陽だまりのように私を温かく包み込んだ。


『昔のはなし』

遠い昔の君との物語。最悪な第一印象。でも、一番素を出せる人。今思うと、いろんなことがあったね。中学時代、君の忘れ物を届けに行ったり、よく喧嘩もしたなぁ。他愛のない話で盛り上がったり、些細なことで笑い合ったりした。君といると、不思議な感覚になる。今までの人に感じたぎこちなさを全く感じない。初対面なのに素が出せる。そんな人だった。6年ぶりに会った君は、相変わらずマイペースで、飄々としてる。でも、不思議だな。久々の再会でいつも通りに話せたの、君だけだよ。昔も今もずっと変わらないあなたを見ていると、昔を思い出すよ。これが、私とあなたの『昔のはなし』


『君にまた会えたら』

いつか、君にまた会えたら、私は、たくさんのありがとうを伝えたい。いつか、君に会えたら、この想いを伝えたい。君にまた会えたら、今度はもっと素直になっていたい。君にまた会うために、私は、今よりももっと可愛くなるよ。君に『可愛い』って言ってもらえるように。君に会えたら、後悔しないようにたくさんの思い出を作りたい。美味しいご飯を食べて、きれいな景色を見て、いろんな場所に行く。きっと楽しいだろうなぁ。君にまた会えたら、私は、もう一度君に恋するだろう。いや、何度も恋するかもしれない。君にまた会えたら、『大好きだ』と伝えよう。多分、君は驚くだろうなぁ。君にまた会えたら、やりたいことが沢山ある。全部叶えたい。君にまた会えるといいな。いや、絶対に会いに行くだろう。君にまた会えたら、君はどんなことを言うだろう?きっと、何でもないことを言うだろうなぁ。君にまた会えたら、私はずっと笑顔だろうなぁ。君にまた会えたら、いいな。



『歪んだ愛情』

人間生きていれば、好きじゃない人に好意を持たれることもあるだろう。告白されても、『ごめんなさい』と言えば、大抵の人は自分ではないのだと思い、潔く諦めてくれた。でも、脈がないと何度も言っているのに、関係なしにアプローチしてくる強者もいる。少し会話をしただけで、すぐに自分のことを好きなのではないか?と勘違いして、何度もアプローチしてくる人がいた。怖くなってすぐに距離を取った。そのことを友人に相談してみた。友人曰く、その人は、女性とほとんど関わったことがなく、恋愛経験もないと言う。そこまでは、誰にでもあり得るし、特に問題はないように思えた。しかし、友人の話の続きには、彼の尋常ではない本性があるという。それは、彼とその周りの人間関係である。彼には、みんなの思う『常識』というものが欠けているらしい。彼と、仲の良かった私の友人は、彼に『授業の課題を教えてもらったお礼に何か奢るよ』と言った。すると、彼が持ってきたのは、乾電池だったという。それも1つ1000円の乾電池だ。それだけでもおかしいが、私に対する言動にも訝しげな点があった。まず、話がすこぶる合わない。話の流れで、彼に好きなタイプを聞かれた。それは、みんなに聞かれることだから、特に違和感なく素直に答えた。しかし、それが最悪な状況を生むことになる。彼のことは友達としては良いが、恋愛対象としては見ることができなかった。そのため、誤解を生まないように、彼とは真逆のタイプを挙げたのだが、それを聞いた彼はとんでもない発言をする。自分の好きなタイプを挙げると、彼は何を思ったのか『それ、俺じゃん!』と言ったのだ。明らかに彼と真逆のタイプを挙げたのに、まるで、自分のことのように言った彼。急いで誤解を解いたが、何をしても無駄であった。彼の中では、私は、自分のことを好きというようになっているらしい。そのことがあって、私は、彼との距離を置いた。これでもう関わることもないと思っていた矢先、さらに不幸が重なる。3・4年次のゼミナールの決定だ。私は、第一希望のゼミに所属することになり、喜んだのも束の間。友人から、その彼も同じゼミだということを知り、避けることのできない事実に頭が真っ白になった。ゼミの面談の時は、友人にも『まぁ、一緒にならなければ大丈夫だろう』と言われていたが、同じゼミになった以上、変えることはできない。これから、地獄の2年間が始まる。彼に、話しかけられさえしなければ、歪んだ愛情をかわせるはずだが…。どうなるんだろう…やはり心配だ…。


『君に届け』

この想いを伝えたら、もう友達にも戻れないかもしれない。それでも、伝えたい。『大好きだ』と。君に伝えずに後悔するくらいなら、伝えて後悔したい。いつ会えるか分からないからこそ、今のうちに伝えたい。いつか、この想いを届けられるといいな。私の想い君に伝えるよ。今、君に届け。


『蕾』

私は、まだ未熟だ。その状態を植物で表すとすれば、『蕾』。でも、蕾はいつか咲く。今はまだ蕾のように小さいけれど、たくさんの苦労を乗り越えて、多くの経験を積むことで、蕾から抜け出し、花が開花するだろう。花開くのを待って、私は今、目標に向けて努力をする。


『猫』

自由気ままで、掴みどころのない君。寒いところが苦手で、暖かく、暗く狭い場所を好む。ある日の君。相変わらずお気に入りのキャットタワーでお昼寝してる。人間が慌ただしい時でも、ゴロゴロのんびりしてる君。何考えてるんだろう。でも、私も生まれ変わったら猫になりたいなぁ。


『雨』

薄暗い藍色の雲から透明な水が降る。これを世間では『雨』と言うらしい。雨が降ると、気分が上がらないなんて他の人は言うけど、私は、この雨が好きだ。雨は、普段は楽しいことを台無しにしてしまうのが、一般的に思われている。だが、雨にはいいところもある。それは、傷ついた心を癒すことだ。そんなことがあるのか?と思われるかもしれないが、そうなのだ。雨は空から絶えず降ってくる。また、小雨くらいなら、自分の傷んだ心を綺麗に洗い流してくれるという働きもある。でも、雨が降った後には、大きな虹がかかる。それを見た人はきっと綺麗だと言うだろう。雨は、ネガティブなものでもあり、このように人の心を癒す力を持つものでもある。雨というのは、とても儚く、美しいものだ。


『ススキ』

山の中。大きな草原に連なるススキ。風につられてゆらゆらと揺れ動く。夜には、お月様に照らされて次の朝を待つ。新鮮な空気の中にあるススキ。秋の夜を彩っていく。

『新学期』

もう少しで、大学3回生になる。そして、もうすぐ就活が始まる。2年次でインターンは何度か行ったことがあるが、全て短期だったため、今度は長期に挑戦してみようと思う。また、明日は、成績発表だからずっと緊張が絶えない。成績も気になるし、就活もしなきゃだし、やることが多すぎて、頭が追いつかない。新学期とは、ただ進級したり、新しいクラスになる楽しみと同時に怒涛の繁忙期に差し掛かる時期でもある。だからこそ常に気を引き締めて挑まなければならないと感じる今日この頃。


『進級』

今日、2024年秋学期の成績が発表された。単位もしっかり取れて、無事進級できることになった。しかし、その一方で、自分の専攻科目の取得数が少ないことに気づいた。そのため、春学期では、その科目を中心に多く取りながら、自分の学部の他の科目をいくつか取る。そうすれば、ばらつきを抑えることができ、極端に単位数が少ない科目を減らすことができるため、今度からそうしよう。3年生は、ゼミナールもあるため、今のうちにそれぞれの経営の科目を沢山取って、就職活動と卒研に時間を充てたいと思っている。


『君の名前』

君の名前を聞く度に、反応してしまう自分がいる。
 
君の名前を呼ぶ度に、もっと君を見たくなる。

君の名前を見る度に、君との思い出が蘇ってくる。

君の名前を見る度に、君の顔が浮かんでくる。

嬉しいことも楽しいことも全部思い出して涙が溢れてくる。

君の名前は私に特別な感情を募らせる。

それだけ大切な人なんだということを認識する。

それが君の名前が私にもたらす効力なのかもしれない。


『好き』

晴れた日の空 君との思い出が蘇る あの爽やかな笑顔

笑った時の目尻の皺 授業の話 他愛のない話 

私の隣にはいつも君がいた 困った時はすぐに駆けつけ

てくれて 楽しい時は一緒にはしゃいでくれる

そんな人だった でも いつからか 君のことを 好き

になってしまったみたいだ あんなに素を出せて 

沢山笑ったり 怒ったりできるのは君だけ

それくらい特別な存在だった やっぱり君が好きだ

君がいないと 何も始まらない そう思わせてくれる

それが君だということに 今気づいてしまった


『忘れ物』

僕は、心のどこかに忘れ物をしたようだ。でも、それが何なのか今でも分からない。そもそも形のあるのもなのだろうか?それともなかったかな?それすらも覚えてないとは、まさに重症である。その『忘れ物』に気づいたのは、小学4年生の頃だったと思う。あの時僕は、一人の友人と喧嘩をして、相手を傷つけてしまった。思い当たることとすれば、多分それだろう。あの後、素直に謝って仲直りはできたものの、相手からの音沙汰がなくなってしまった。それから、10年の月日が経った。僕は大手の商社の営業をしている。相手は、大手の企業から世界、個人の顧客など様々である。僕は30代だが、年収は一般的なサラリーマンに比べると、そこそこある。街中を歩いていると、一人の男性とぶつかった。「すみません」と謝ろうとした時、僕は驚愕した。何とそこには、小学4年生の時に喧嘩して疎遠になったあの男友達だったからである。『優斗!』咄嗟に僕は、彼の名前を呼んでいた。そして彼に近寄った僕は、あの時のことを謝った。すると彼は、『なんだあのことか?それはもう解決しただろ?俺はお前ときちんと仲直りしたぜ。それに、お前は何も悪くない。俺が言い過ぎただけだから気にすんな!』。そう言って優斗は笑った。それに釣られて僕も笑顔になった。あの時、僕は優斗と一緒に蛍を取りに行く約束をしていた。その約束は果たせたのだが、その後、優斗から聞いたのは、引っ越しのことだった。優斗は、親の仕事の都合で東京から福岡に引っ越しをすることになっていた。しかし、引越しの前日まで僕はそのことを知らなかった。そして、引越し前日、優斗と遊んでいた時に、優斗から『今日引っ越すからもう遊べない。』ということを聞かされ、何故もっと早く言わなかったのかと喧嘩になり、疎遠になったのだ。その時もう遊ばなけりゃよかった。と言ってしまったことを後悔していたのだ。優斗の方もその時に初めて引っ越すことを知ったという。優斗は何も悪くないのに、自分が優斗と遊べないことを優斗のせいにした僕は、本当に情けない人間だ。でも、今、優斗と本当の仲直りができてよかった。それに、僕が忘れていたのは、優斗に対する『思いやり』だったことに気づいた。それが僕の忘れ物だったんだなぁ。

2/12/2025, 8:08:46 AM