~告白する夢~(創作NL/創作BL)
ヒョンジン「話って何?」
カーナ「あ……あのね……」
アメリカにいた頃は恋人と親友に裏切られた。
韓国に来て、最初に恋したのはク・ヒョンジン。
でもヒョンジンには好きな人がいる。
相手は幼馴染の同性であるハム・ジュンギ先輩。
本当なら好きな人の恋を応援するべき。
応援するべきなのに……私は出来ない。
どうしてもヒョンジンが好きだから。
きっと告白しても……無理かも。
カーナ「私……ヒョンジンの事が……」
私、頑張って……!
カーナ「ヒョンジンの事が……好き」
ヒョンジン「…………」
私を無言で見つめる。
ヒョンジンの返事は……。
ヒョンジン「ごめん……」
カーナ「……ハム先輩?」
ヒョンジン「気付いてたのか……俺は……ジュンギ先輩が好きだ」
………………。
…………。
……。
カーナ「!!!」
時計はまだ真夜中。
今のは夢……?
カーナ「夢……だよね……」
ボソッと呟く。
ヒョンジンがハム先輩だけ見ているなら……私が告白しても、ヒョンジンに振られて失恋するだけだから。
だったら、どうすればいいのかな。
告白しないで、ヒョンジンの恋を応援する?
それとも……ヒョンジンに振られるかもしれないけど……告白する?
カーナ「ヒョンジン……」
ハム先輩には恋人がいるから……ハム先輩の事を諦めて……私に振り向いて……。
6/4/2023, 7:03:19 AM