全ては私の責任であり、これは私が望んだことなのです何も果たせないまま、何も返せないまま、ただ迷惑だけをかけた生涯でした。本当にごめんなさい。都合の良い話でしょうが、どうか、私のことは忘れてください。
消えること、最初から存在しなかったことになること、
それが私の望みです。
最初からこうなることは決まっていました。
みなさんはどうかお元気で。
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何度目かの遺書を書いた。
どうにもこうにもいかなくなって心も部屋もぐちゃぐちゃになったとき、私はこうして遺書を書く。
書くだけでそれが人の目に触れることはたぶんだけど無い。だって私は臆病だから。
でもこうすると、なんだか少し心が落ち着いて、そう、一度死んで生まれ変わったような気になれる。
今日までの私を弔ったら、今度は明日の私を生きてみようか。
6/26/2023, 10:14:43 AM