朝が来てしまったの、
目を覚ましてしまったの、
世界が二重になって見える。
兎に角億劫なのに、
勝手に体が動くのは不思議で、
朝ごはんは要らないかな。
なんてね、
ドアを開けて広がる視界に、淋しさを抱えて歩き出す
ねぇ、誰か私の手を引いて微笑みかけてよ。
ほら、そしたらもうちょっとだけ
マシに見えるのかなぁ。
12/16/2024, 7:39:06 AM