あの店で目が合った時はあの子に似ていると思った。でもあの子もいるから無理だと思って諦めた。けどその翌日同じ店に足を運んだ。その時はあの子はいなかった。「…もういないんだ」すれ違う運命だったんだ。落ち込んだ。なぜあの時攫わなかったのかと激しく後悔して仕事も手につかなかった。すれ違ってしまった1週間後再び相見えるとは。気づいたら「この子を下さい!」と叫んだ。これがモルモット「小次郎」との出会いである。
10/20/2024, 3:55:38 AM