題 過ぎた日を想う
「遠い目をして、どうしたの?」
土手に座り込みながらいつしか
昔の光景を思い返していた
よく遊んでくれた祖母は亡くなっていて
駅前にあったデパートはとうに閉店していて
そして、僕たちの母校も、去年焼けてしまった
そんな事ばかりが思い出される
「それより、明日の話しない?」
恥ずかしかった、君が隣にいる今を放って
どうにもならない事を想っていたなんて
目が覚めた、未来を共に造るのに、
過去なんて関係ない
君がいれば、どうにでもなるし、どうだっていい
10/6/2022, 10:17:40 AM