雫が地に落ちる空から降ってくる雨が私の頬を伝って1粒、また1粒と落ちていく私の頬を貴方は手のひらで優しく包み私と同じように濡れた顔を無理に笑わせて雨にかき消されるぐらい細い声で何かを言ったもう一度聞き直す勇気などない私の顔はもっと濡れてしまうだろうから私の心ももっと疲れてしまうだろうからあなたも私も真っ赤な目からまた雫が流れ落ちた《雫》
4/21/2024, 12:42:43 PM