星野 エナガ

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好きな子ができた。
あの子は僕より一個年下の24歳で、かわいいよりきれいな女性。目は一重だけど大きくって、口は小さい。よくジーパンを履いていてスラッとしている。僕は最初年上だと思った。だってあんなにきれいだもの!目があったときは胸がはずんだ。会話の際はできるだけ長くいられるようにたくさん話題を出した。その時の彼女の笑顔はたまらなくかわいいと感じた。
だんだん彼女と親密になっていくと同時に彼女からアプローチされてきた。初めは気の所為と感じたけど、だんだん本当なんだと感じた。
だからあの日、彼女に告白した。そしたらさ…OKしてくれたんだ!本当に嬉しかった!
…けど、彼女は僕のことを好きではなかったって気づいたよ。ある日のことだ。彼女からメールで『会いたい』って
来たんだ。僕は大急ぎで駆けつけた。そしたら、どうなったと思う?
僕はたくさんの警察官に捕まった。彼女は警察だった。何気なく近づいてきたのはをして僕を逮捕するため。彼女は言った「殺人罪で逮捕する。あんたのことは知っているわ。だってアタシの尊敬する兄を殺したんだもの。」ってね。そんで僕は27人殺した罪で死刑になった。それでも僕は彼女のことが好きだ。愛している。たとえ、その尊敬する兄に性的な目で見られて、その兄に下着が盗まれて、僕が現場を見て、彼を注意したっけ殺されそうになったから殺したことに気づかなくても。
愛しているよ。

『何気ないふり』より

3/30/2023, 11:12:23 AM