声が枯れるまで
ローレン「スラムに居たころは幸せなんて望む事すら出来なかった。ただ時折流れる人を眺めるばかり。腹が空けばゴミをあさりネズミと腹を満たす。時には盗みを働いたしかし弱かった俺はすぐに捕まり体中を痛めつけられる。ある日知らない男と女が俺を拾い大都市に連れていった。あのクソな田舎と比べて天国のようなところだった。知らない男と女は俺を蝶よ花よと育ててくれた。初めは強く拒んだがこいつらが居ないと生きていけないと知り、素直になるようになった。俺は学生時代というものは送って来なかった、なぜなら男が教えてくれたから必要がなかった。俺は男が教えてくれた中で一番心に残った言葉があるそれは、「夢は声が枯れるまで叫べば叶う」だ。
制作中
10/21/2023, 10:58:54 PM