残酷な世界でも君を愛す
「一度、、、もう一度だけ、、、あいつに会わせてくんねぇかな笑」
きれいな夜空にそう言葉を吐いた。
第一章 過去
「きゃはは笑ねえはーくんやめてー笑」
「うっせぇ!くらえ!雪だるま!」
「きゃー笑」
みんなの声が聞こえるなか、俺だけはいつも一人だった。
「ズキッはぁっ、、」
「永遠?大丈夫?」
「大丈夫っ、、、ズキズキ」
「先生呼ぶ?苦しかったら言うのよ?」
あれは、確か小学生ぐらいのときだった。難しい言葉は分からなくても一つだけ聞こえた。
「うーん、、、なにか病気かもしれませんね。」
「そ、そんな、、!治るんですよね?!」
「まだ今の状態では分からないので検査しましょう。」
幼かった俺でさえ、〝病気〟〝検査〟その言葉だけで分かった。
なにかいけないものが俺の体の中にあると。
もちろん最初は病気でもすぐ治るだろうと思っていた。
「これは、、、脳腫瘍ですね。」
「脳腫瘍って、、、っそんな、、、あの子はまだ小学生なのに、、」
「ですが、まだ手術はできます。そこまで進行していないので。」
「受けます。」
「まだ永遠くんは小学生ですので、もしかしたら後遺症が残ってしまう可能性があるかもしれません。頭痛がしたり、目眩がしたりします。それでも受けますか?」
「受けたほうがいいんですかね?」
「受けないよりかは受けたほうがいいかと。」
「そうですか。じゃあ受けます。」
「分かりました。永遠くん、先生と一緒に頑張ろうねニコッ」
「よく分からないけど頑張ります。」
「永遠くんは小学生なのに随分しっかりしてるねぇ。」
「そうですか?ありがとうございます笑」
そうして、小さい体で手術を受けた。
一旦切ります!
私のアカウントでは、主に短編小説を書いています!でも最近はお題が難しくてあまりかけていないんですけど、最初の方を見てくれればたぶんいいお話が見れるかもしれません。
あなたの心に残るような、言葉、小説を残したい。あなたの人生を変えるきっかけになりたい。
本気でそう思っています。ぜひ小説読んでみてね!ここまで見てくれてありがとう。
ここまで読んでくれたあなたの毎日がとても素敵なものになることを願っています。
9/18/2024, 11:04:25 AM