何もかも中途半端で 誇れるものなんて持っていなかった
頑張り方さえ知らなくて かけられる「頑張れ」に耐えきれなくて
逃げた。
宛もないのに しがみついていた居場所を捨て去って
何やってんだって 馬鹿じゃないのって
嗚呼、この身体は不良品 どこか重大な欠陥を抱えてるんだ
明けない夜に雨模様。
さぁ、生きてくださいと産み落とされて
でも生き方なんて分からなくて
不安と焦燥感が己を蝕んでいく。
穴だらけのボロボロの心と身体。
それでも歩いてこれたのは 自分でもよく分からない。
ただ、明けない夜はないのだと この人生においての前代未聞の大発見が
今は少し誇らしい。
「誇らしさ」
8/16/2022, 11:55:46 AM