君の目は、恐くて寒い。
僕の心を支配するような、酷く冷たい視線。
僕は君に話しかけられなくなった。
一年の時は普通に話しかけられていたのに。
二年後半から、君の視線が恐くなった。
君は何も無く僕を見ているのかもしれない。
でも僕は視線を向けられるのが辛い。
僕はその目に見つめられて、何度も恐怖を覚えた。
背中に大きな穴が空きそうなほどの直視。
心は震え、何も発することが出来なくなる。
その記憶から、もう一年も経つというのに、昨日の事のように思うんだ。
思い出して、思い出して、震えるんだ。
嫉妬から来る人の視線には慣れている。
でも、君の視線はどこから来ているんだ?
僕が君になにかしたのか?
見ているだけじゃ分からない、なにか発してくれないと。
また今日も、君の視線を感じる。
もうそろそろ背中に穴が空くんじゃないか。
これは明日も、その次の日も、そのまた次の日も…。
僕がここを卒業するまで続いていくのだろうか。
いや、それとも…僕が死ぬまでその視線に耐えなければいけないのだろうか。
僕はあの日から、君の目を見つめると、僕が僕でなくなりそうで、こわいんだ。
もう君には何もしないから、何も話さないからっ…
だから、もう僕を見ないで、
159テーマ【君の目を見つめると】
なんか…ちょっと…
危ない系に、なっちゃいました。はは 笑
4/6/2024, 8:35:21 PM