どうしても愛せなかったこの世界を頭から爪先まで ゆっくりと落ちてゆく刹那 けれど時が止まったように ゆっくりと柔らかな日差しも流れ行く雲も思えば俯いてばかりの人生だった仰げばこれほどに美しい景色があったのかああ、最期に生まれたこの未練が来世もこの地球(ほし)に産み落としてくれるだろうかどうしても愛せなかったこの世界に…あの美しい空にもうすぐ、届く。 「落ちてゆく」
11/23/2022, 11:01:19 AM