幼い頃の夢を見た。誰かが呼びかける声喉を通る液体顔に触れる暖かいタオルおでこに触れる冷たい物聴こえる加湿器の音何かを温めようとコンロの火をつけた音何処かに置いてきた記憶。忘れてた記憶。もしかしたら、私の記憶ではないかもしれない。それは苦しい記憶であるはずなのに、幸福に溢れていた。私とは縁遠い記憶。だから夢なんだ。自分に言い聞かせるように、また眼を閉じた。#風邪
12/17/2022, 2:58:58 AM