あなたがいたから、毎日が輝いて見えたんだ。
「始めまして。鳴川怜です。よろしくお願いします。」
〜休み時間〜
「ねえ、晴香〜!あの人めっちゃ陰キャじゃない?」
「そうかな。そうでもないんじゃない?」
「まあ晴香が言うなら陰キャじゃないか!」
「ねえねえ怜だっけ?」
「え、あ、はい。」
「俺は春斗!よろしくな〜」
「あ、前の席なの?」
「そうだぜ?」
「よろしくニコッ」
「いい笑顔だな!」
「そう?それはどうも。」
「春斗〜!晴香がさ!今度の日曜遊ぼって言ってるけど行く?あ、怜くんごめんね。」
「あ、大丈夫です。」
「行こっかな〜!」
「おけ!」
「それよりさ、怜ってなんか音楽とか興味ない?」
「ちょっと春斗また誘ってんの〜?ごめんね怜くん!こいつの入ってる軽音楽部人いないんだって〜」
「そうなんだ。音楽は、ギターなら弾けるよ」
「まじで?!ぜひ軽音楽部に入ってくれないか?」
「まあ春斗が言うならいいよ。」
「よっしゃ〜!!!!!」
「春斗うるさい〜」
「晴香んなこと言うなよ〜!ごめんって!笑」
「別にいいけど笑」
そんなこんなで怜は、転校生としてやってきたのだ。
〜放課後〜
「晴香今日は一緒に帰れる〜?」
「屋上行くから無理かな〜!」
「晴香好きだよね屋上!」
「先帰ってて!」
「オッケー!」
そして屋上へ向かう。思いもしなかったのだ。この先に怜がいて、怜の歌声とギターの音色で私の世界が変わることになるなんて。
「〜〜〜〜」
「だれか歌ってる、、、、?聞いてみよ。」
そっとドアを開けて、聞いてみることにした。するとそこには怜がいた。
「〜〜〜〜〜〜」
これは、夜明けと蛍だ。怜の声ってこんなに透き通った声だったっけ?屋上には、とても優しくて、触れたら壊れそうなくらい繊細な歌声とその声にマッチしているギターの音色。
気づいたときには、涙がでていた。
思わず呻き声が出てしまう。
「っ、、、、、うっ、、、」
「え?晴夏ちゃん?聞いてたの、、、、?」
「ごめん。でもとっても素敵な歌声とギターだったよ!ありがとう、、、、!」
また後で書きます!過去の見といて!
6/20/2024, 11:28:32 AM