今朝慌てて取り出したこの服は君がいた頃に買ったもの着るものに困ると言いった僕に君が選んでくれた服きっと、きっと僕なら捨てていたこの服を、今年もまた着ているのは代わりが見つかっていないだけ睫毛に刺さる暖かい陽射し頬を撫でる冷たい風服から香る新しい季節の予感冷えた指先だけが、君の不在を覚えている『衣替え』2023/10/23
10/22/2023, 10:25:10 AM