雨宮 慧

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あの頃の私へ
陰ばかり見た盲目的な最中で
迷い歩いた路頭の日々
傍には誰も居らず、ただ一人
「私」という存在だけ

寒い夜の街角、孤独な時間
己を支える者は私であった
この「私」によって私は救われた
他者ではなく、私によって

新たな自己を再確認し
閉ざされた思考から脱却し
自己との格闘を繰り返すたび
真の自分を見つけたのだ

5/25/2024, 9:01:48 AM