音はない。
風景もない。
人物は見えない。
感情は言葉に乗って伝わらない。
スピード感も どこかも分からない。
架空は本当の感情はどんな気持ちで
何を想像して書いたかも
分からない。
私の拙い想像力を補いきるしかない
文字しかない。
それでも気づけば人物に愛情を持っていたり
私なりの世界を作り上げ
恐怖も楽しさも悲しさも伝わってくる
スピードは時間を止めたかのように
ゆっくりと文字を追う。
挿絵のない白黒の文字と紙が
頭の中に宇宙を作る
そんな本。
–好きな本–
6/15/2023, 3:32:20 PM