人が変わっていくのは当たり前で当然なのだ。変わっていないと言うのならば、見落とされるほどの些細な変化である。変わらないものなど、何一つとしてない。ただその変化を楽しみたい。蕾がある日突然花開く様に。白い反物に何度も染料を浸して色を定着させる様に。弾ける様な感覚。ため息が出るほどのグラデーション。変化を見届けることは、恐ろしいほど一瞬かと思えば微睡むほど緩やかである。変わらないものはない
12/26/2023, 2:19:37 PM