NoName,

Open App

満々とたたえられた学校のプールの水の底。
メンテナンスの時に塗り直された黄色いラインが鮮やかに一直線に伸びる。

君に向けてのスタート台に立つ僕は、横に並ぶライバルの誰よりも早く泳げたら、君に告げられるだろうか。
僕の想いのすべてをただ一直線に。




お題「透明」

5/22/2024, 1:06:05 AM