瓶に詰められた濃い夜の上澄み、未知の味覚にもうめろめろで病みつき咄嗟に湧き上がるなにもかもめちゃくちゃにしてしまいたい衝動というものか理性はあちらの方角で滑稽に踊る、躊躇を食い荒らす誇らしさなど、優越などまるで汲みとれない嗚咽が込み上がるほどがらんどうな部屋にぽっかりと浮き上がった孤独な2人を祝福する如く、知性のない雷が唸った
8/16/2022, 9:28:34 PM