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ストーリー編 地球大絶滅譚1 滅亡のカウントダウン
20XX年。人類は異星人との協定を結び、異星人から技術者数名を貰った。これにより、文明は極度に発達。地球温暖化や人口増加などの問題はその新しい技術によって終わった。冷凍ガスを大気へ放ち、温室効果ガスを凍らせる………。人口が増えたら、上空都市や火星都市へ移住させる……。これにより、人類は20億人まで増え続けた。
*時を同じくて*
「やぁ!僕の名はユウ!宇宙観測センターの従業員の一員だよ!!仕事内容は簡単!惑星の様子を機械で観測するだけ!時給も高いから、やりがいがあるんだよね!」すると局長が一室からトコトコと出てきた。「やぁ!ユウくん!!」「あ、局長!?お疲れ様です!」「いつも、頑張ってるね!」「はい!ありがとうございます」局長は去っていく。「よし、仕事へ移りますか‼️」そう言って、僕はデスク前の観測装置のスイッチを入れた。目の前は星空。あたりギンギラギンギン。金色の金平糖みたいな星々。こいつらを観測すればいい。スコープシステムで拡大して見ていく。デネブにアルタイルにベガ!!やっとこいつらが見える季節になった。まっ紫色の広大な宇宙という草原に漂う金色の羊みたいな星は、流れるようにずっと移動していく。素晴らしい!!ん?俺はスコープを凝視した。明らかにみたことが無い星があった。不気味な赤色。箒のような光を纏っている。

7/5/2024, 10:46:44 AM