ぺんぎん

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季節を忘れた雪がただしんしんと降り注いでつむじの間を通り抜けていった、それがわたしをいくらでも端へ追いやっていくような気がしてしまって
靴を履くのも恐れて、ひとりで長いこと、ソファに膝をたてていた
古い歌を聴いた、そうしてはじめてイヤホンをしたまま眠って、空のすき間に突き落とされる夢をみた

3/18/2023, 1:39:45 AM