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幸せ薄く、淡々と写るその眼に宿した世。
君の眼がその光景をさらに歪ませ、暗くさせ、痛みの棘を光らせる。
空を飛ぶ鳥のように、自由に見えた私等は疲れ果てていく。
ただ何事も厄介事が人を悩ませる。
自由なのに移りゆく曇り空ばかりに気を煩わされて。
これからは別の角度から空を眺めてみたい。
この大空に尋ねて、心にうかがう。
逆さまに描いた世はきっと我が志しに溢れている。
おそらくそれはその理論やこの暗い何かを突き抜けていく。
己に抗いたい、この帳を超えて。
だから、嘆くことをやめて、明るい方を見てみよう。
ほら、空が開ける、君の想像の中にそれは宿り、佇む。

12/6/2023, 10:21:43 AM