ある日、ふと本屋に入った。当てもなく店内を歩き回って、本棚にあった本を手に取った。
魚の本だった。立ち読みをするつもりもなかったが、私はその本のページをめぐり始めた。その中に書かれた海の底にいる深海魚の生態の話を食い入る様に読んでしまった。海の底は全く光の刺さない真っ暗いところらしい。魚達はその暗い中に住んでいて、光の当たるところに出たくないのだろうか?それとも出たいと思ってもなすすべもないのだろうか?人間は選択肢もあるのだから、恵まれている。たとえ、海の底にいるようなどん底でも這い上がれるすべも探せる。私は、魚から教えられたような気がした。
1/20/2026, 10:42:14 PM