死の薫る夏。
玄関先に蝉が。
道端にはミミズ。
校庭には鳥。
夏がくると色々な香りがする。
草木の茂る香り。
川の涼し気な香り。
色も鮮やかになる。
深緑、青空、白い雲。
あとは、麦茶の茶色。
洒落たそうめんの5色。
ラムネの瓶の水色。
こうやって感じれるのは、
私が今生きているから。
次の夏にはいないかもしれない。
いつか大空を駆けた人たちも
ラムネの泡のようにはぜて消えた。
私も、あの人と同じなら……
ラムネの泡が羨ましく思えた
8/6/2025, 7:25:02 AM
死の薫る夏。
玄関先に蝉が。
道端にはミミズ。
校庭には鳥。
夏がくると色々な香りがする。
草木の茂る香り。
川の涼し気な香り。
色も鮮やかになる。
深緑、青空、白い雲。
あとは、麦茶の茶色。
洒落たそうめんの5色。
ラムネの瓶の水色。
こうやって感じれるのは、
私が今生きているから。
次の夏にはいないかもしれない。
いつか大空を駆けた人たちも
ラムネの泡のようにはぜて消えた。
私も、あの人と同じなら……
ラムネの泡が羨ましく思えた
8/6/2025, 7:25:02 AM