ルールハルト

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水面から奥底に見える魚影。


私は、この間、家族と一緒に船釣りへ出かけた。

ポイントへ到着するまで、ボートの潮風を浴びながら楽しんだ。

エリアに錨(いかり)を降ろすと、早速、撒き餌や、釣り竿の準備を始めた。

元々道具は、ほとんどが完成しており、ただそれに、ハリを取り付けるだけの作業だ。

取り付けを全て終えると直ぐに、海に、重りを垂らした。

底へ着くと、二、三回リールを回した。

そして、割と直ぐに反応があった。

竿が少ししなると、私は竿を上へ持ち上げ、竿先が90度に曲がる。

電動リールで、スピードを落としながら、丁寧に巻き上げる。

焦っては駄目だ。そのとき、ピーっと、海面付近に辿り着いたという合図で電動が止まる。

そこからは、手動で回さなければならない。

仲間が集まり、魚影に向け、タモが上手く掬う(すく)と、なんと、そこには、立派なイサキが釣れたのだ。

それからは、みんな思い思いに、鯛(たい)やらイカ釣りを楽しみ、気づけば、大漁だった。

みんな満足に、家へ帰還した。

9/5/2024, 9:06:47 AM