rumi

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街へ





行動範囲をどんどん広げていく、その姿を見ると
私も嬉しくなる。
自分の足で街へと向う。

それがいつものルーティンになると、本人にとっては大した事ではないと感じるのだろうけれど、どんどん遠い土地へと足を運ぶようになっていく様子が誇らしくて。

楽しんでね
美味しいものを食べたり、初めてのお店で買い物したり、
自然あふれる、のどかな場所では体験出来ない事を新鮮に感じて。




歴史は繰り返すというのは、自分史にも当てはまるのかな。

決して籠の中の鳥ではないのだけど、反動というのは付きもののようで、ずっとおなじみの場所ばかりにいると、
街へ出かけたくなる。

さらに羽をのばして、あちこち出歩いて、ちっとも家に居ない状態。
その後、また引き込もっては同じような場所に居続ける感じ。

あの時、沢山出歩いたのだからと自分に言い聞かせていた。

今はどうなのだろう。
街への気持ちをぐっと抑え、その向こうにある予定の場所へと足を向かわせる。
少しずつ、遠い場所へと。

今回は反動で羽をのばすと言うよりは、遠くへ向かうために体を慣らす準備体操のよう感覚。

No.61

1/29/2024, 9:31:17 AM