緋憂和乃

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クリーム色のミルクティー、赤毛の混じった茶トラの猫、部屋に響くレコードの音色、
僕は今日も命を動かしている。
動かせている。
全ての酸素はきっと君の為にあると、そう思っていた頃の涙は甘かった。
ミルクティーを口にする、
「砂糖を入れるのを忘れていたね」

11/17/2021, 4:33:01 AM