昼休み。
AはBの机に肘をついた。
「なぁB、相談なんだけどさ、」
「恋愛相談か?」
ニヤつきながらBは言った。
見抜かれて驚くと同時に照れた顔をバレないように下をむいてAは言った。
「ま、まぁな」
「お、ついに動いたか?誰だよ、あの可愛い子?」
「…まあ、違うけど、」
「図書委員の子?それとも…体育祭で一緒だったあの女子?」
Aは笑ってごまかす。
「まぁ、そんなとこ」
放課後。
二人で校門を出る。
オレンジ色の夕日が長い影を作っていた。
Bが自販機でコーラを買い、Aに聞く。
「で、そいつとはどんな感じ?」
「よく一緒にいて…なんか、話してると落ち着く」
「ふーん、結構仲いいじゃん」
夜。
今日もBとのトークを開く。
Aはベッドの上でスマホを握ったまま、送るか迷っている。
結局、短い一文だけ打ち込んだ。
『好きなのは…お前だよ』
8/9/2025, 7:09:45 AM