パナコ

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二人ぼっち

親友が恋をしたとき、放課後の校庭を2人で歩くことを習慣にしていた。
季節は冬で夜が早かった。
空気は澄んでいて、夜空がとても綺麗に見えた。
2人は薄手のジャージでひたすら校庭をぐるぐると周って歩いた。
体と一緒に頭も冷やしながら、次はどうするべきかを相談した。
悩んでは意見を出して、また悩んでは意見を出す。
恋って難しいなんて言いながらぐるぐるぐるぐる。
あの冬だけは学校に二人しかいないような気がした。

3/21/2026, 10:53:43 AM