【狭い部屋】
息苦しさもあるが、それでいて秘密基地のような
独占欲を満たしてくれるもの。
自分の好きな物、レコード、古本、映画観賞用の
プロジェクター、全てが手の中に収まっているような
感覚に浸れる。狭い部屋、同じ広さでも、少年時代の
子供部屋とはまるで意味合いが違っている。自由の象徴、
独立の象徴として、今24歳の自分には感じられる。
億万長者の住む大豪邸、都内6畳のアパート、
価格という物差しで見れば差は一目瞭然。
でも、
心の中に潜む豊かさにはそう差異はないのではなかろうか。
広がろうと、狭かろうと、1番大切な豊かさの物差しは
私たちの心の中にあるのではなかろうか。
6/4/2024, 2:49:17 PM