あるぱかねこ

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私の目の前にあなたは座っている。私はあなたの綺麗な瞳を見つめている。ビー玉のように透き通って太陽の光を反射してきらきら輝くその瞳から目が離せずにいる。しばらくして、ビー玉から小さなガラス玉がこぼれ落ちていった。そのガラス玉もビー玉のように、いやビー玉よりも美しかった。だから、私は気が付かなかった。その雫が、あなたの涙だと言うことに。こんな状況でも私は不謹慎にも程があるが思ってしまった。あなたは何よりも美しいと。

4/22/2024, 2:10:48 AM