「つかの間の休息」私は、夜に飲み込まれてしまう。夜に溶け込み、夜の孤独さ、静寂さ、全てに共鳴するようになる。夜に溶け込むことは、とても気力のいることだ。下手すれば私は夜に飲み込まれたまま帰れなくなるから。完全に飲み込まれてしまったら、もう朝には戻れない。だから私はまた夜が来る前に夜に飲み込まれないよう休憩する。夜の最大の敵は、弱い気持ちを持った自分だから。
10/8/2023, 4:29:59 PM