🧸⚰️

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春の日差しのような笑顔の君が

スカートの裾を揺らして駆けていく

真っ青な空を背に笑う彼に飛びついて

彼もまた、太陽のような笑顔で抱きとめる

一瞬、上を向いた彼が眩しそうに目を細める。

去年より、2人ともまた背が伸びたように思う。

「今年も、帰ってきてるかな」

「遅い!って言ってるかも」

そんな話をしながら話す二人の間に、1人分空いた空間。





僕だけが、あの日に取り残されている。

7/18/2021, 10:07:30 AM