真っ先に、神様へ、と呟いた。目の前の事態に、どうあっても私一人ではどうにもできないからだ。増員の余地がない。そしてなにより失敗は死を意味する。少しのミスも許されていない。それでも時間だけはあった。そしてこの失敗で死ぬ人間は私一人。不幸中の幸いと思うことにした。もう一度。最後にと呟いた。神さまへ。
4/14/2024, 3:01:06 PM