奔酢

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地面を蹴って 助走をつけて

宙に浮かんだ わたしの身体

身体の力が 抜けていく

背中に翼が 生えたよう

このまま 飛べるかしら


てんごくは お花が降るってうわさ

ほんとうかしら ほんとうかしら

あの子には きっと きっと

お花なんて きっと降らない

わたしがあの子を 想うとき

カンタレラの 雪が降る

2/1/2023, 10:54:54 PM