「友達」
A Side
「ごめん、友達やめよ」
君にこんなこと伝える日が来るとは
思ってなかった。
「…うん。__がそう言うなら、
やめよっか。じゃあね、__さん、」
「…っ…うん」
元親友からの、苗字呼びは、
やっぱり苦しい。
でも、あのことを知ったからには
もう君と仲良くできる気がしない。
桜の雨が肩を濡らす。
君の背中が心を汚す。
B Side
「ごめん、友達やめよ」
想定内。本当に良かった。
「…うん。__がそう言うなら、
やめよっか。じゃあね、__さん、」
これで…、これでいいんだ。
花吹雪。今日は、桜が綺麗だ
A Side
「じゃあ。__と関わらないで」
放課後、体育館裏。尾行じゃない、
と自分に言い聞かせながら盗み聞きしてるのだが、
突然自分の名前が出てきたことに驚いた。
クラスの一軍女子と、親友。
桜のつぼみが少しずつ開いてきている
春だった。
「分かったぁ!、その代わり約束!
お前も、その子と関わらないでねぇ!」
少し気持ち悪い口調。なんとも、めんどくさそうな女子、という感じ
「…分かった。」
「もし関わったら、お仕置き…
だからね?」
そのいやらしい表情で全部察した。
「…!」
私と関わったら、__が虐められる。
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雑ですみません
10/26/2024, 3:29:52 AM