花の咲き乱れる草原 優しい風の吹く日太陽のような笑顔な眩しくて曇天の下 硝煙が立ちのぼる悲鳴が 怒号が 祈りが 逃避があった嗚呼 世界はこんなにも醜く美しい炎が揺れて 命は潰え路地裏に打ち捨てられた 小さな太陽虚ろな陽は 何れ楽園をみる指切りを交わした 幼い日の約束燃えて 灰になって 風にさらわれて何処かで聞こえる鈍い鉄の音おわりを知らせる鐘を聴きながらそっと目を閉じた
4/22/2023, 1:49:37 PM