寝ても寝ても眠いにゃん

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10年前の私へ。
歳を重ねた私も、夏が大嫌いで怠け者で無駄に気にしすぎる性格のまま生きています。
時には0になりたいと、煌めくあれになりたいと、考えることもありますが、どうにか這いつくばって生きています。

一つ、過度な期待はしないで自分を信じなさい。
二つ、黒真珠のような瞳は本当に好きな人にだけ見せること。
三つ、いつかお迎えが来るのですから限界を迎えそうな感情は我慢せずに伝えなさい。

海月のように、ただひたすらに浮いていればいいのです。足元の幸福を歓喜しつつ、この世の理不尽に憤慨しつつ、その場で足踏みでもしていればいいのです。
どうか、純粋な鼓動を忘れないで。

「10年後の私から届いた手紙」

2/15/2024, 10:28:12 AM