NoName

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花は散ると分かっていて咲く
水は海に行くと分かって流れる
人は居なくなると分かって消えてしまう
そんな事はわかっているのにそれでも愛してしまうのは消える姿も愛おしく思えるから
君が私の夢から消えてしまってもきっとまた思い出す
桜の木を見て花が咲いている姿を思い出す様に
君は私にとって一生でも一瞬で過ぎてしまうでも、また会えると信じられるのは、春になれば花が咲き誇り夜になれば星が瞬く事と同じだと気づいたから
だから、またあの場所で儚い君に会う為に君が綺麗と言ってくれた花を守る為に私はこの身が朽ち果て様ともどんな手を使っても守って見せる全ては貴方の為

8/7/2023, 4:12:45 PM