しの(仮)

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こんな私が幸せになってもいいのかな。
今までいいことがなかった私。
迷惑ばかりかけてたけど、
4階の窓から飛び降りようとして先生に見つかりベランダの柵に座ってみたり、色んなことしてきたな。
ただ心配してくれたのが嬉しかったのかもしれない。
家では暴力ばかり、木材で殴られ、時には連帯責任だと言われ、何も悪いことしてないのに叩かれる。
怖かったな。もういっそうのこと死んじゃえばいいとか思った。
でも、死ねなかった。
先生にとってFukuさんは大切なのよ。
と声が聞こえる。
学校で首を吊って死のうとしてた時も
先生がもしかして首吊って死のうとしてるんじゃないでしょうね。そんなことしたら、先生も一緒に死んじゃうからね。と言われた。
そこまで私のことを思ってくれてるんだって。
私は先生のために生きないといけない。
そう思ったよ。
先生が抱きしめてくれて、私の涙は止まらなかった。
保健室で色んな先生がいるのをお構い無しにわんわん泣いたのを今でも覚えてるよ。




色んなことがあったけど、
今は介護職員として頑張って働いてるよ。
先生に成長した姿を見せたいな。

6/28/2021, 2:42:10 AM