NoName

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これは失恋の物語。
はじまりは、星が輝くレストランにて。

初めて彼女を見たのは親と一緒にきたレストランだった

待ち時間が暇で、なんとなく周りを観察してると

一際目立つ人がいた

他の人は特に気にしてない様子だったけど

僕は君から目を離せなかった

とても輝いて見えた

その時、一目惚れしたのだと気づいた

年は僕と同じぐらいだろうか

どんな子なんだろう

色々なことを考えたけれど

偶然見かけただけで 

もう会うことなんて無いのだとショックを受けた

そんな僕に奇跡が起きた

彼女と同じ学校だった

とても驚いたがチャンスだと思った

声をかけようとした時

彼女に声をかけた人がいた

その人は彼女と手を繋いで歩いて行った

これは僕の初恋で、初めての失恋だった

そしてこの日は、僕が少し大人に近づいた日でもあった



6/3/2022, 10:52:00 AM