NoName

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四話
ゴーンゴーン

あ、校舎裏に行かなきゃ。…なつ来るかなぁ。
タタタッ
…まだ来てない…ッまっていよう。
五分後
なつ「…わりーな。少し遅れちまった。」
ッなつ⁉︎全然来ないなと思って泣いてたのがバレてしまう
なつ「ん…?どうした?」
クルッ
私の視界が涙で歪む。それと一緒に見えたのはいつもの《なつの心配する顔》。
なつ「はッ?大丈夫か?誰かに何かされたか?」
私「ううん。私、なつに言いたいことがあるの。」
なつ「……あぁ。」
私「私ね、ずっと前からなつのことが大好きでしたッ。」
私ね、ずーっとずーっとなつのことしか見てなかったよ
私「だからッ私と付き合ってくださいッ。」
フラれるのだろうか。そう思うだけでまた涙でいっぱいなつ「ッえ?お前が俺のこと好きだったのか?」
私「…ふぇ?」
なつ「…俺もずっとずっと前から君が好きだよ。」
私「…う、ぇ?//」
なつ「付き合ってください!」
 ……私、大好きな人に告白されましたッ

11/30/2023, 10:06:56 AM