名も無き夢小説書き屋

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主人公「…嘘でしょ?」

私は最近体の調子が優れずあまりにも妊娠の初期症状と似ていたので検査をしてみたのだが…

主人公「よ、陽性…まってなんで、?レイの事だし何がなんでもゴムは付けてたし…えでもレイ以外ありえない…どういうこと…?」
私はふと思い出した、前に、数週間前に1度、ベッドの隙間からゴムが出てきて、それを使ったのを、もしかして、あれ?状態が少し悪かったと思えば納得がいく。
レイなら素直に言えばきっと認知もしてくれるし結婚もしてくれるだろう、だが彼は忙しい、そんな彼の事を私のせいで足を引っ張るのは嫌だ、そう思って私は荷物をまとめて出ていくことにした。

レイVer.

最近彼女の行動が怪しい…どうやらコソコソと荷物をまとめている、夕食中にもトイレへ立つことも増え、食べないことも増えた、もしや…

主人公Ver.

仕事でなかなか手荷物をまとめれず、レイに怪しまれている気がする…どうしよう。
焦って何とか荷物をまとめ、レイが仕事に行っている間に出ていくことにした。
主人公「今まで、ありがと…」
ガチャッ
レイ「そんな大荷物で、どこに行くんだ?」
主人公「え、なんで、?仕事のはずじゃ」
レイ「お前の行動が最近怪しくてな、すこし気をつけて見ていたんだが……妊娠、しているんだろう?」
主人公「……気の所為、だよ」
レイ「内通者がお前が産婦人科に入っていくのを見たと聞いた。素直に言ってくれ、それとも、私の子では無いのか…?」
主人公「そんなわけない!!」
レイ「じゃあどうして」
主人公「ゴムもしてたし、できるはずないって、思ってたのそれに、あなたの足を引っ張るなんて出来ないから。」
レイ「ゴムをしていたとしても必ずしも妊娠しない訳では無い、それにお前が私の足を引っ張る訳ないだろう。」
主人公「でも、」
レイ「そろそろだと思っていたんだ…」
レイはポケットから何かを取りだした。
レイ「本来ならもう少しちゃんとした場所でしたかったんだが、まぁいい。主人公、私と結婚してくれ。」
主人公「えっ、」
レイ「嫌だったか…?私にはお前が足でまといなど思わないし、私はお前がいないと、きっと夜も眠れないだろう。結婚してくれるか?」
主人公「はい、はいっ、」

主人公「レイ〜!性別がわかったよ!」
レイ「本当か、どっちだったんだ?」
主人公「女の子だったよ!」
レイ「…! そうか、無事に産まれるといいな…」
主人公「私とレイの子供だもん!大丈夫だよ!」

5/12/2024, 10:02:50 AM