めぐみ

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家族に取って大切な

小さな家族

ペットと言う人も言うが

ペットなんかじゃない!

朝起き、一緒にご飯を食べ

行ってきますと言うと

見送りをしてくれる。

帰ると、わたしの足元へ

集まり、ご飯をちょうだいと

にゃーにゃーと、おねだりす。

寝る時も、いつも一緒に寝てた。

日常の生活の一部でもあり

やっぱり大切な家族。

そんな中の1人の子が

突然、居なくなったら?

訃報を聞かされた時は

溢れる涙を堪えきれずに

泣いてる自分が居た。

今日は4月1日だよ。

エイプリルフールだよね。

嘘でしょう!

嘘であって欲しい。

帰宅して

初めてエイプリルフールなんか

じゃないことを知った。

冷たくなった身体

目を閉じたままの顔

声の出ない子で

いつもエアー鳴きしてたね。

とぼけた顔

灰色の毛

チュールが大好きで

あげると、立ってもっと

ちょうだいとせがむ事もなく

黙って横になり

無言のままの姿に

わたしは

エイプリルフールだよって

問い掛けて

嘘はもう終わりだから

眼を覚まして!

何度も何度も問い掛けても

君は、もう二度と

エアー鳴きすらしない。

溢れられる

涙は君の身体へ

ボロボロと零れ落ちてく

もう

可愛い仕草や

一緒に寝る事も出来ないの

もし、神様が奇跡を

願いを叶えてくれるなら

もう一度、元気な君に

会いたい。

季節は春

この先、エイプリルフールが

来る度に

あり日の元気な君を

いつまでも思い出すでしょう。

ありがとう

わたし達の家族になってくれて

本当にありがとう。

また、生まれ変わって

戻って来てね。

めぐみより


4/1/2024, 11:23:25 PM