角田

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お題:「ごめんね」


また夜が明けてしまった
貴重で大切な夜が
欠けた月は私に微笑み
白く光る日は私を睨む

しかしどうにもならないのだから
仕方なく布団から出て
普通であるためにしなければいけないことを
また今日もしている

外に出て空を見ると
日の光が私の目を突き刺す
こんな下らないことを
いつまで続けているつもりだ?

もう帰る頃には
既に日は沈みかけていて
私の心も
もう既に海深くへ沈んでしまった
こんな馬鹿らしいことは
そろそろ辞めにしてしまおうか

5/29/2023, 4:24:13 PM