印象派

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あいつの店はいつ来てもごちゃごちゃしている。
鑑定士をしているらしいのでアンティーク調の物が多いのもよく分かる。
、、、しかし流石にまとまりがなさすぎる。
「ご来店ありがとうございます〜」
「よぉ、準備できたか?」
「あ。」「あ?」
「忘れてました☆」「早く準備しろ」
「はーい」

今日は星を見に行くらしい。
「懐中電灯かなんか持ってます?」
「あー、、ねぇわ」
「じゃあランタン持ってきますね」
あいつが持ってきたランタンには蝋燭がなかった。
代わりにピンポン玉のような球が入っていた。
「これどうやって火つけんの」
「貸してください」
そう言うといとも簡単に火をつけた。
それは火、というよりかは惑星のようなものだった。
「これは持ち主の記憶を使ってこの球に輝きを与えるランタンなんですよ」
「なんだそれ」と言いつつ、こいつが俺の記憶をなくしたのはこれのせいかな。
 と考えざるを得なかった。
             

                ↓



あと星は綺麗だった。

11/18/2025, 3:36:25 PM